自衛隊機ブルーインパルスが展示飛行
国立競技場の改築に向けて、同施設を管理する日本スポーツ振興センターは5月31日にイベントを開催します。そのなかで、同センターから依頼を受けた文部科学省は防衛省にたいし、自衛隊機であるブルーインパルスの展示飛行を行うよう申し入れ、同日午後5時35分から45分の間(予定)に飛行されることになりました。
ブルーインパルスといえば、1982年に自衛隊浜松基地で墜落事故を起こし、パイロット1人が死亡、住民12人が負傷しました。こうしたこともあり、飛行ルートに関係する自治体の日本共産党区議ら(私も参加)が党国会議員団東京事務所を通じて、23日に文科省と防衛相に対し、経過説明と住民への周知徹底はじめ、事故が起こらないよう十分な態勢をとることを求めました。
文科省は、ブルーインパルスの飛行について、1964年の東京オリンピック開会式でフライトしたことにちなみ、現国立競技場の閉鎖に当たり、夢と感動を再び味わってもらえたらと説明しました。
今回の飛行は平行飛行で曲芸飛行は行わない予定ですが、国立競技場周辺の人口密集地を4回周回するようです。目黒区では東急東横線の北西部付近を飛行します。
文科省は飛行ルート下の住民約1万1千世帯にお知らせを配布したとしていますが、どれだけの騒音がでるのかなど、詳細は記されていません。目黒区では5月25日号のめぐろ区報やホームページに掲載する措置をとりますが、国立競技場を管轄する国の説明が直近になり、内容も不十分であることについて善処を求めました。(写真は当日の飛行ルート)
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