きょう付の「しんぶん赤旗」に、プロ野球の解説者である張本勲氏のインタビュー記事が載っていました。張本氏といえば、「サンデーモーニング」で「喝!」とスポーツ選手に歯に衣着せぬ批判をびしばしとおこなう人。私もしばしば、「そこまで言わなくても」とちょっと反感を持ったりしたこともありました。
しかし、野球人としての張本氏は、3085本のプロ野球通算安打の日本記録を持つ超一流プレーヤー。4歳のとき、やけどを負って、右手の小指がなくなり、中指は半分、薬指も3分の1になってしまったというハンデを持ちながら、人の3倍も4倍も練習して名を残した努力家でもあります。やはり、記録を残すには、人並みはずれた努力が必要なのですね。
そんな張本氏でありますが、広島で被爆し、最愛の姉を失った経験を持っています。担架で運ばれたときは、全身、ケロイド状態になっていたそうです。やけどを負った人が絶叫しながら気がふれたように走り回り、近くの川に入って死んでいくというような、地獄絵さながらの光景を目の当たりにしたことも話していました。「8月6日と9日を暦からはずしてもらいたい」。張本氏はこう思っていたそうですが、長崎の小学生から「それは逆だと思います。広島と長崎を忘れないために、なくしてはいけないのでは」と手紙をもらい、ハッとしたそうです。
「核を持つ国が廃絶といっても説得力がない。だから、日本は廃絶の先頭に立つべきだ」。張本氏の言葉には、たいへん重い意味が込められていると感じました。
http://www.jcpmkd.jp/iwasaki.html
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