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2006年5月28日 (日)

Sさんの引っ越し

 Sさんはスナックを経営していたのですが、廃業し、友人とともに私のところに相談に来たのが、ちょうど1年ほど前でした。病床の夫を抱え、生活に困っていました。一緒に目黒区の生活福祉課に出向き、生活保護を受けることができました。

 最近、夫が他界。8万円近い家賃のアパートから出て行かなければならなくなりました。住宅補助が53700円なので、その範囲内でアパートを探すよう、区から言われたそうです。しかし、家賃が高い目黒区、それに65歳以上のお年寄りの入居を拒むところも多く、やっと見つかったのが57000円のところでした。

 しかし、なお、53700円以内で探すよういわれ、ふたたび相談を受けました。不動産会社からも、「せっかく見つかったいい物件だから、なんとか入居できないか」といわれました。区と掛け合った結果、入居できることになりました。

 小泉内閣は、生活保護費の国庫負担金を無情にももっと減らそうとしています。23区の大都市部である目黒区では実情に合わないことも多い。まさに、貧富と格差が広がっている社会をつくっている責任にはほおかむり。いかん、こんな国では。

 きょう、Sさんのお宅を訪れ、ほっとした表情で友人と引っ越しの準備をしている姿を見て、こちらもほっとしました。お茶をご馳走になりながら、いつまでも長生きをと願わずにいられませんでした。

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